皆さん、こんにちは!Jhoです。
今回は、30代~40代のサラリーマンにとって非常に重要なテーマである「所得税」について、分かりやすく解説していきたいと思います。
所得税は、私たちが社会で働くことで得た収入に対して課される税金です。しかし、多くの人がその仕組みを理解していないまま、必要以上に税金を支払っている可能性があります。
なぜお金の知識は学校で教えてくれないのか?
実は、日本では義務教育の中で、お金に関する知識を体系的に学ぶ機会はほとんどありません。
これは、日本が長年「勤労社会」を重視し、個人の経済活動よりも企業を中心とした経済発展に注力してきた歴史的な背景によるものです。
しかし、近年では社会の構造が大きく変化し、個人の経済的な自立がますます重要になってきています。
税金は難解に作られている?
さらに問題なのが、日本の税制が非常に複雑で分かりにくいという点です。
所得税の計算方法も例外ではなく、多くのサラリーマンにとって理解するのが難しいと感じているのではないでしょうか。
しかし、少しだけ勉強することで、所得税の仕組みを理解し、節税対策を行うことも可能です。
税金の歴史を紹介!
日本の所得税の歴史を振り返ってみると、明治時代に導入されて以降、何度か税率や控除制度などが改正されています。
近年の改正では、累進課税制度の強化や、社会保険料控除の拡充などが行われています。
これらの改正は、所得格差の是正や、社会保障制度の充実を目的としたものです。
日本の一般的なお金持ちのイメージとは?
日本では、一般的に「お金持ち」というと、高収入のサラリーマンや、経営者などが思い浮かぶのではないでしょうか。
しかし、近年では、投資で成功したり、副業で収入を得たりするなど、様々な方法でお金持ちになる人が増えています。
ルールの中でどう賢く立ち振る舞うか
所得税を含む税金は、社会生活を送る上で必要なものです。
しかし、だからといって必要以上に税金を支払う必要はありません。
税金の仕組みを理解し、節税対策を行うことで、手元に残るお金を増やすことができます。
所得税の算出方法をご紹介!
それでは、本題である所得税の算出方法について説明していきましょう。
所得税の計算方法は、以下の式で表されます。
所得税額 = 課税所得金額 × 税率 - 控除額
1. 課税所得金額の計算
課税所得金額は、年間の収入から各種控除を差し引いた金額です。
収入には、給与、賞与、不動産所得、株式の配当金、利息など様々なものがあります。
控除には、基礎控除、配偶者控除、扶養控除、社会保険料控除、生命保険料控除などがあります。
2. 税率
所得税の税率は、課税所得金額によって5段階に分けられています。
- 課税所得金額 195万円以下:5%
- 課税所得金額 195万円超 330万円以下:10%
- 課税所得金額 330万円超 695万円以下:20%
- 課税所得金額 695万円超 900万円以下:23%
- 課税所得金額 900万円超1800万円以下:33%
- 課税所得金額 1800万円超4000万円以下:40%
- 課税所得金額 1800万円超:45%
3. 控除額
控除額には、以下のものがあります。
所得税の計算例
以下は、所得税の計算例です。
例
- 年間給与:600万円
- 各種控除:200万円
課税所得金額
600万円 - 200万円 = 400万円
所得税額
400万円 × 20% - 0円 = 80万円
この例の場合、所得税額は80万円となります。
まとめ
今日が人生のスタートラインです。
所得税は、私たちが社会で働くことで得た収入に対して課される税金です。
しかし、少しだけ勉強することで、所得税の仕組みを理解し、節税対策を行うことも可能です。
今回の記事が、お少しでも皆様のお役に立てば幸いです。